JRA京都記念(G2)マカヒキ「復調」情報!? 心強い同オーナー馬の復活
10日(日)に京都競馬場で行われる京都記念(G2・芝2200m)。昨年は勝ち馬のクリンチャーが重賞初制覇を果たし、その後の天皇賞・春では3着、凱旋門賞にも出走。3着のレイデオロは天皇賞・秋を制し、7着のミッキーロケットは宝塚記念を制した。これは昨年だけの話ではなく、それ以前から古馬G1戦線を占う注目の一戦として、競馬ファンの間では親しまれている。
そんな中、かつての輝きを取り戻すべく復活を狙っているのは、第83代日本ダービー馬のマカヒキ(牡6、栗東・友道康夫厩舎)だ。
3歳の弥生賞まで3連勝を挙げ、皐月賞では2着、その後日本ダービーを制して世代の頂点へ駆け上がった。しかし、その後に挑戦した凱旋門賞の前哨戦、ニエル賞は勝利したものの本番では14着。以降は勝ち星を挙げられずにいる。
しかし、それほど大きく負けているわけではない。4歳時に出走したレースは3・4・6・5・4着、昨年出走したG1レースでは7・10着と着順は良くないが着差は0.8秒差、0.9秒差とそれほどの着差ではない。
また、その7着の天皇賞・秋は「目に見えない疲れがあった」(厩舎関係者)と前走比マイナス12キロの馬体重。10着の有馬記念でも、あまりこの馬には合わない小回りコースの中山競馬場でのレースであった。
とはいえ、最近は勝ち味に遅くなってしまっているのも事実ではある。ここでの状態が気になるところではあるが、実に貴重な情報が入ってきている。