武豊タイミングナウ「UAEダービー(G2)」の可能性も!? 金鯱賞(G2)最有力エアウィンザーよりも昇竜S(OP)が「大事なレース」になる理由
「仮にUAEダービーを目指すにしても、これまで1200mで連勝しているタイミングナウにとっては『距離』が大きな問題になりそうです。まだまだ子供でレースだけでなく、調教でも自分のペースで行ってしまうこともしばしば……。
前走は出遅れながらも道中で先団に取りつき、最後突き放すという破天荒なレースぶりでしたが、あれも武豊騎手が上手く馬の行く気に任せた結果でした。もし、折り合いの付く馬だったら、無理せず後方で我慢するレースをしていたでしょうね。
そういった意味でも1400mに距離が延長される昇竜Sは、陣営にとって試金石。ここできっちり折り合いの付くレースができたのなら、さらに距離が延長される1900mのUAEダービー遠征という可能性も見えてくるのではないでしょうか」(別の記者)
記者の話によると、1900mのUAEダービーどころか1400mの昇竜Sでさえ、現状のタイミングナウには「決して小さくはない課題」だという。
実際に7日に栗東の坂路で行なわれた最終追い切りでも、タイミングナウは4ハロン52.3秒という好時計ながら、ラスト1ハロンは14.9秒と大きく失速。12.2→12.3→12.9→14.9というタイムの推移を見ても、距離延長に大きな不安を残す内容となっている。
「前走の内容を見ても、現時点で相当な能力を秘めていそうな馬だけに1400mの昇竜Sなら逃げて、そのまま押し切ってしまう可能性は十分あると思います。しかし、その内容で1900mのUAEダービーを戦うのは、あまりに無謀な気が……。もう少しレースで我慢を覚えないと、あまり大きな距離延長は難しいでしょうね」(同)
本来なら、いっそのこと1200mのドバイゴールデンシャヒーンで見たいほどのスピードを感じさせるタイミングナウだが、そこには武豊騎手がマテラスカイで出走予定。武豊騎手が乗れないのであれば「武豊騎手と凱旋門賞」を掲げるオーナーのキーファーズとしても、遠征する意欲が削がれてしまうというものだ。
果たして、ダート界に現れたスピードスター・タイミングナウは今週末、さらなる進化を見せてくれるのか。武豊騎手としても重要なレースになるかもしれない1鞍は結果だけでなく、「内容」が問われる一戦になりそうだ。
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