GJ > 競馬ニュース > 武豊タイミングナウUAEダービー?  > 3ページ目
NEW

武豊タイミングナウ「UAEダービー(G2)」の可能性も!? 金鯱賞(G2)最有力エアウィンザーよりも昇竜S(OP)が「大事なレース」になる理由

【この記事のキーワード】, , ,

「仮にUAEダービーを目指すにしても、これまで1200mで連勝しているタイミングナウにとっては『距離』が大きな問題になりそうです。まだまだ子供でレースだけでなく、調教でも自分のペースで行ってしまうこともしばしば……。

前走は出遅れながらも道中で先団に取りつき、最後突き放すという破天荒なレースぶりでしたが、あれも武豊騎手が上手く馬の行く気に任せた結果でした。もし、折り合いの付く馬だったら、無理せず後方で我慢するレースをしていたでしょうね。

そういった意味でも1400mに距離が延長される昇竜Sは、陣営にとって試金石。ここできっちり折り合いの付くレースができたのなら、さらに距離が延長される1900mのUAEダービー遠征という可能性も見えてくるのではないでしょうか」(別の記者)

 記者の話によると、1900mのUAEダービーどころか1400mの昇竜Sでさえ、現状のタイミングナウには「決して小さくはない課題」だという。

 実際に7日に栗東の坂路で行なわれた最終追い切りでも、タイミングナウは4ハロン52.3秒という好時計ながら、ラスト1ハロンは14.9秒と大きく失速。12.2→12.3→12.9→14.9というタイムの推移を見ても、距離延長に大きな不安を残す内容となっている。

「前走の内容を見ても、現時点で相当な能力を秘めていそうな馬だけに1400mの昇竜Sなら逃げて、そのまま押し切ってしまう可能性は十分あると思います。しかし、その内容で1900mのUAEダービーを戦うのは、あまりに無謀な気が……。もう少しレースで我慢を覚えないと、あまり大きな距離延長は難しいでしょうね」(同)

本来なら、いっそのこと1200mのドバイゴールデンシャヒーンで見たいほどのスピードを感じさせるタイミングナウだが、そこには武豊騎手がマテラスカイで出走予定。武豊騎手が乗れないのであれば「武豊騎手と凱旋門賞」を掲げるオーナーのキーファーズとしても、遠征する意欲が削がれてしまうというものだ。

 果たして、ダート界に現れたスピードスター・タイミングナウは今週末、さらなる進化を見せてくれるのか。武豊騎手としても重要なレースになるかもしれない1鞍は結果だけでなく、「内容」が問われる一戦になりそうだ。

武豊タイミングナウ「UAEダービー(G2)」の可能性も!? 金鯱賞(G2)最有力エアウィンザーよりも昇竜S(OP)が「大事なレース」になる理由のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?