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パチンコ店で起きる「閉店後のトラブル」売り上げ“行方不明”で徹夜作業も?

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 一日の営業が終了した閉店後は、その日の売上金を回収――。それも役職者たちの大事な業務なのだが、私の所属していたホールは設備が古く、何かとトラブルが絶えなかった。台の稼働や売上を確認できるホールコンピュータ上の金額と回収した金額が合わなければ、それはもう一大事である。

紙幣が詰まって取り出せるならまだマシ…

 まずは全てのサンドユニットの紙幣回収ボックスをチェックして紙幣があるか確認。大抵の場合、回収ボックスの中で紙幣が折れ曲がっていたり、破れていたりして詰まっている。最初の頃は取り出すのに苦労したが、作業をこなしていくうちに詰まりやすい場所なども覚えていくことになるので確認は楽になるし、最悪の場合はユニットの修理や交換で解決すれば問題ない。

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 だが、ややこしいのはそれ以外でのトラブルだ。たとえば停電があった際や、なんらかのトラブルで遊技機やサンドユニットの電源を落とさざるをえなかった時などなど…その影響で売上データが正確に上がっておらず、売上金に誤差が生じると非常に大変である。

最終的に勘定が合えば「何の問題もなし」

 サンドユニットを再確認しても、お金は出てこない。それ以外の原因だと分かったとしてもそう簡単には解決せず、ありとあらゆる手段での大捜索が始まるのだ。

 そのため、夜通しでの作業になったことも何度もあったし、最後までマイナス分が一向に出てこず、大きな声ではいえないがそのマイナス分を弁済したこともあったほどだ。

 ちなみに、前述の紙幣詰まりのトラブルに関してだが、実はマイナスが生じて再確認しても紙幣が見つからず、そのままマイナスで業務終了することも普通にあったのだ。

 なぜなら、翌日に売上金を回収するとマイナス分だった金額がそっくりそのままプラスで出てくることがほとんどだったから。どれだけ探しても出てこないのに、翌日になると出てくるからあら不思議。

 なんていい加減な会社なんだと思われるかもしれないが、私が聞いた話では当時のウチの店よりいい加減なホールはいくらでもあったようだ。

「最終的に合えば何の問題もなし」。まあ、今どきこんないい加減な管理をしているホールはないと思われるが、時効ということで。

オーハナB

オーハナB

元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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