世界最強馬アロゲートがまさかの連敗!! 次走のBCクラシックで”伝説の牝馬”同様に復活を遂げることができるのか?

アロゲート(左)(JRA海外競馬発売特集サイトより)

 世界最強といわれた競走馬がまた敗戦を喫した。

 日本時間20日、デルマー競馬場で開催された第27回パシフィッククラシック(G1/ダート・2000m)でアロゲート(牡4歳、米国・バファート厩舎)がコレクテッドに1馬身1/2差をつけられ、2着に破れている。

 今年のドバイワールドC(G1)でもコンビを組んでいたM.スミス騎手が騎乗したアロゲートは、好スタートを切り、3番手につける。最後の直線に入り、外に出されたアロゲートは前を行く2頭を交わそうと懸命に追いすがった。だが、アクセラレートは交わしたものの、先頭を行くコレクテッドにはわずかに届かず、敗退している。

 アロゲートは先月、アメリカのデルマー競馬場で行われたサンディエゴH(G2/ダート・1700m)で休養から復帰したが、その時は5頭立てで4着。トップからは15身馬差と大敗していた。

 今回の結果次第で、アロゲートは”引退”も考えられた。だが、勝利こそならなかったものの一定の成績を残したため、当初の予定通り11月4日に開催されるBCクラシック(G1・ダート2000m)へ向かう予定だという。レース後にスミス騎手は、「あと少しでも状態が上向けば万全になるだろう」とポジティブなコメントを残している。また管理するバファート調教師も、『bloodhorse.com』の取材に「BCクラシックへの再挑戦に問題があるとは思っていない」と語り、また「ただしアロゲートの状態をリフレッシュする必要はある」と話したという。

 陣営は比較的前向きな様子だが、初の連敗を喫したこともあり、ネット上では「また負けたのか?」「どうしたんだろ?」「好不調の波があるのかも……」とかつては見られなかったアロゲートの姿に戸惑いを隠せない声があがっている。

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