武豊「凱旋門賞」当日にまたもビッグオファー!? デビュー無敗の重賞ホースでフランス版「阪神ジュベナイルF(G1)」コンビ結成か

 8日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたオマール賞(G3)をディープインパクト産駒のサヴァラン(牝2歳、A.ファーブル厩舎)が優勝。この勝利により、日本の武豊騎手とのコンビ結成の可能性が高まったことで、早くも話題になっている。

 海の向こうから日本のレジェンドへ、さらなるビッグオファーが届くかもしれない。

 7頭立て、芝1600mのレースで最後の追い比べを制し、デビュー2連勝を飾ったサヴァラン。父ディープインパクト、母が仏オークスなどG1・3勝の名牝サラフィナという世界的良血馬は、キーファーズの松島正昭代表と、社台ファームの吉田照哉代表が共同で所有している。

「前日に武豊騎手で野分特別(1000万下)を勝ったゴータイミングの全妹ですね。兄には武豊騎手の手綱で、フランスのメシドール賞(G3)を勝ったジェニアルがいますが『兄以上の器』とデビュー前から注目されていました。

陣営は、凱旋門賞当日に行われるマルセルブサック賞(G1)への登録を済ませており、出走すれば武豊騎手とのコンビになる見込みです。マルセルブサック賞は、日本で言えば阪神ジュベナイルフィリーズのようなレース。2歳牝馬限定のG1だけに、サヴァランにも十分にチャンスがあると思います」(競馬記者)

 すでに世界的名伯楽A.オブライエン厩舎から、ブルームとのコンビで凱旋門賞騎乗のオファーが届いている武豊騎手。当日、サヴァランとのコンビが結成されれば、凱旋門賞前に大きなサプライズがあるかもしれない。

 ただ、陣営は以前から「もし、柔らかい馬場になったときは走らせたくない」と発言するなど、出走には慎重な様子。日本の競馬ファンとしては快挙を期待したいところだが、まずは動向を見守りたい。

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