JRAプリモシーン&クリノガウディーに不安情報!? 関屋記念(G3)は波乱気配濃厚……想定外の好走が期待できるのは?

 そして今回のアブナイ人気馬として名を挙げたいのは、クリノガウディーとプリモシーンの2頭だ。

 まずクリノガウディーだが、高松宮記念で4着に降着してからリズムが崩れているようだ。関係者は「前走の不可解な負け方が気になる。斤量や展開を考慮しても伸びてなさすぎる」と首をかしげる。稽古では動いているので、状態面のジャッジは難しいものの、「1200mを2回使ってからのマイル戦。折り合い面も心配かな」と解決しなければならない課題が多いと教えてくれた。

 そしてプリモシーン。一昨年の覇者だが、「古馬になってからなかなか絞れなくなった。そのため稽古がハードになっているから、息の戻りが遅くて疲れが溜まっている感じ」と近しい関係者が耳打ちしてくれた。また輸送で馬体重が減るものの、「それでも500キロは切れそうにない。迫力も鋭さも鳴りを潜めてしまった」と寂しげだった。

 今回は3番アンドラステを軸に8番ミッキーブリランテ、16番グルーヴィット、17番サトノアーサーに流す馬単3点で勝負。予想通り、人気の2頭が飛んでくれれば高額配当も期待できそうだ。
(文=ブロディN)

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