武豊「ノーザン系クラブ0勝」でもリーディング2位に驚愕……冴え渡る手腕、「全国1位奪還」も視野に?
「これには驚きましたね。しかもその後、武豊騎手は3月に入って8勝をあげていますが、そのうち1頭が社台レースホースの馬だったものの、それ以外は日経賞を勝ったメイショウテッコンなど個人馬主の所有馬。昨年の馬主リーディングでトップ3だったサンデーレーシング、シルクレーシング、キャロットファームの『ノーザン系クラブ』では勝利がないんですよ。
これは、ノーザン系クラブがC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手をはじめとした外国人騎手を重用していることも影響があるのでしょう。そしてそのタッグが猛威を奮っているのが現在の競馬界です。それにもかかわらず、個人馬主の馬でこれだけの成績を残すのはさすがのひとことですよ」(競馬誌ライター)
今後、仮にノーザン系クラブからも有力馬が回ってくることになれば、さらに成績が伸びるのは確実だ。ルメール騎手と同エージェントなので「クラブはルメール、個人馬主は武豊」と割り振られているのかもしれないが、騎乗依頼によっては、武豊騎手の全国リーディング奪還の可能性も十分ありそうだ。