JRAアーリントンC(G3)は「2点」で楽勝? 関係者情報から見出した最強の「3頭」で勝負
「○」には欧米で多くのG1馬を輩出しているウォーフロントの仔・14番フォッサマグナ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)を指名した。
フォッサマグナはデビュー戦で後の毎日杯(G3)覇者ランスオブプラーナに2馬身半差をつけて快勝。だが、続く共同通信杯では2番人気に支持されるも、勝ち馬ダノンキングリーから0.9秒差の4着と完敗。不安をのぞかせた。
「共同通信杯は2番手で進んでいましたが、途中から後続にプレッシャーをかけられる厳しい展開。息を入れるタイミングを見失い、バテてしまったみたいですね。
ただ前走は自己条件戦(芝1600メートル)で、2着のウオッカ産駒のタニノミッションに2馬身半差をつけて快勝。余裕を残して勝利し、レース後はC.ルメール騎手からも『1800メートルよりマイルの方が良いですね』とマイル適性に太鼓判を押されていました。今回は最低でも馬券圏内をキープし、本番に備えたいところでしょうね」(競馬誌ライター)
「▲」に選んだのは5番サンノゼテソーロ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)だ。
父はマリブSなど米ダートG1を勝ったザファクター、母Cabaret Starlet、母父は米ダート重賞で活躍したTale of the Catという血統を持つ。母方にはあのStorm Catもいる。
米ダート血統を持つサンノゼテソーロだが、デビューは今年3月の3歳未勝利(芝1400メートル)。4番手で進むと、最後の直線では上がり最速となる34.6秒の末脚を繰り出して勝利。2着に3馬身半差をつけて圧勝してみせた。
「前走後はここを目標に置いてしっかりと乗り込んできたようです。稽古では口向きに課題を残しているようですが、スタッフは『実戦の速いペースでは特に気にならない』と問題視はしていませんでした。また『相手は強くなりけど、どこまでやれるか楽しみ』と話していましたよ」
今週は3番ヴァルディゼール1着固定→相手14番フォッサマグナ・5番サンノゼテソーロの「馬単2点」で勝負。「少点数」に厚く張ることで大きな利益を得たい。
(文=ブロディN)