武豊「平成最後のG1」に有力オファー! 香港ディアドラに続き、日本屈指の「スピードスター」騎乗へ
ナックビーナスは重賞こそ1勝だが、昨年の高松宮記念(G1)で3着など日本トップクラスのスプリンターだ。今年で6歳になるが、カーバンクルS(OP)とオーシャンS(G3)で2着するなど、その実力は健在。武豊騎手としても”色気”を持ってチェアマンズスプリントプライズに挑めることになりそうだ。
「1200がベストなので香港遠征を決めた」と語る杉浦宏昭調教師も「ジョッキーも1度、乗ったことがあるからね」と改めて武豊騎手に期待。初コンビを組んだ一昨年の東京盃(G2)では9着に敗れているが、あくまでダートのレース。”本職”の芝なら、本来のスピードが活かせるはずだ。
「世界でも屈指のハイレベルとして知られる香港のスプリント界ですが、チェアマンズスプリントプライズは昨年、ファインニードルが4着だったレースです。今年も昨年の香港スプリント(G1)の覇者ミスタースタニングや、豪州のサンタアナレーンなど世界レベルのスプリンターが出走を予定。
日本のナックビーナスは伏兵扱いになりそうですが、先日のドバイゴールデンシャヒーンでは、マテラスカイで前評判を覆した武豊騎手の手腕に期待したいですね」(同)
クイーンエリザベス2世Cに挑むディアドラと共に日本が誇るレジェンドの手綱さばきに注目だ。