JRA・M.デムーロ4月「勝率3%」大不振……皐月賞「元お手馬」サートゥルナーリア “完勝ショック”でコラム休載?
「実は最近、デムーロ騎手は騎乗仲介者となるエージェントを変更しました。以前は川田将雅騎手と同じ井上政行氏だったんですが、今は北村友一騎手などを担当している大谷博毅氏になっています。その結果、騎乗馬の質が全体的にやや落ちている印象ですね。
アルアインで大阪杯(G1)を勝つなどリーディング11位の北村騎手を担当している大谷氏も有力なんですが、やはりリーディングを独走する川田騎手を担当している井上氏には敵わないということでしょうか。
いずれにせよ今後、デムーロ騎手自身が仮に復調しても、そう簡単に勝ち星量産とはいかないかもしれませんよ」(競馬記者)
どうやら記者曰く、デムーロ騎手がエージェントを変更したのは、昨年まで自分が主戦だったサートゥルナーリアに乗れなくなったことも原因の1つだったようだ。
先日の皐月賞(G1)では、そのサートゥルナーリアがC.ルメール騎手と共にクラシック第1弾を完勝。続く日本ダービー(G1)の最有力候補に推され、秋には凱旋門賞(仏G1)挑戦プランまで持ち上がっている。
一方、サートゥルナーリアの皐月賞制覇だけは見たくなかったであろうデムーロ騎手は、2歳王者アドマイヤマーズで抵抗を試みたものの4着止まり……。
レース後、昨年10月から『netkeiba.com』で連載を続けていた『ミルコの最速レース回顧 Road to No.1』を休載させるなど、ショックが窺える結果だった。
来月3日からは読売テレビ(関西エリア)で「イタリア人騎手ミルコ・デムーロが見た『グラッチェ!京都』」の放送が新たにスタートするなど、競馬界でも屈指の人気を誇るデムーロ騎手。復活を待っているファンも多いだけに、また大舞台で喜びを爆発させるようなレースを期待したいところだ。