「ルメール→武豊」明白? JRAソウルスターリング騎乗決定も、ディアドラなど「序列」感じざるを得ず?
昨年10月の府中牝馬S(G2)10着後に骨折が判明し休養。今年になって5月のヴィクトリアマイル(G1)で復帰を予定しているソウルスターリング(牝5 美浦・藤沢和雄厩舎)の鞍上が、武豊騎手になることが正式に発表されたと、一部メディアが報じた。
2016年の阪神JF、2017年オークスを制するなど、世代のトップクラスとして活躍したソウルスターリングだったが、3歳秋以降は成績がパッとしないまま故障を発生。ファンの間でもすこぶる影が薄くなっていたが、春のマイル女王戦で復帰。現在リーディング2位と好調の武豊騎手が騎乗することになった。
「これまで主戦だったC.ルメール騎手と武豊騎手は今年から同じエージェントになりましたので、その中での『チェンジ』ということでしょう。現状ヴィクトリアマイルでルメール騎手の騎乗馬が定かではないので、意外といえば意外な振り分けです。
3歳時にはとてつもないポテンシャルを発揮したソウルスターリングですが、その後は完全に伸び悩んでいる印象。ただ、ヴィクトリアマイルの舞台は最高のパフォーマンスをした東京競馬場ですし、何とか復活のキッカケを掴んでほしいですね」(競馬誌ライター)
ソウルスターリングの父は世界最強馬として名を馳せたフランケルだけに、その「血」が再び目覚めることがあれば、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるかもしれない。