JRAマカヒキ「屈辱」オジュウチョウサンと再戦!? 宝塚記念(G1)出走で今度こそブッちぎり必須
3月の大阪杯(G1)で4着と健闘したマカヒキ(牡6 栗東・友道康夫厩舎)が、次走に6月の宝塚記念(G1)を予定していることがわかった。
マカヒキは2016年の日本ダービー馬で、サトノダイヤモンドやディーマジェスティとともにクラシック戦線を盛り上げた立役者。その後はなかなか活躍できず「ディープインパクト産駒の早熟説」をより強める1頭という認識がなされた。昨年も札幌記念2着が目立つ程度で、天皇賞・秋や有馬記念は惨敗だった。
しかし、今年初戦の京都記念(G2)は3着、そして豪華メンバーが集った大阪杯でも中団から外に出して脚を伸ばしての4着と、ここへ来て安定したレースぶりを披露。そして次走に、夏のグランプリを選択してきた。
「宝塚記念は例年時計のかかる馬場で、『今の』マカヒキにはいいかもしれません。大阪杯のタイムは良馬場にしてはかなりかかりましたし、高速馬場よりは少々渋った馬場のほうがマカヒキに合っていそうです。2200mの距離も適正範疇ですし、メンバーも大阪杯ほどにはならないという想定で、チャンスもある。
一度は故障しましたが、復帰後はコンスタントにレースに出ていますし、こういう実績馬がビッグレースにどんどん出てくるのは、やはりうれしいですね」(美浦記者)
まだまだ枯れていないところを見せつけるか、マカヒキ。