JRA藤田菜七子「大スランプ」原因は周囲のやっかみ!? 73連敗で4月勝利なし……「大外分回し連発」は本人だけの問題ではない?
「令和」の時代を迎える前に、スランプを脱したいところだ。
27日、この日が開幕となる新潟競馬場に参戦した藤田菜七子騎手だったが、5鞍に騎乗して未勝利……3月23日の勝利を最後に約1カ月勝ち星から遠ざかっており、これで73連敗(地方交流含む)となった。
今一つ”流れ”を掴み切れない。この日、3Rの未勝利戦で騎乗したファムファタルは、単勝2.0倍の抜けた1番人気。ダート1200m戦で、絶好のスタートを切って先手を奪う”勝ちパターン”に持ち込めただけに、連敗ストップの大チャンスが訪れたように思えた。
しかし、内からエリンアクトレスが進路を主張すると、最内の進路を獲ることが出来ない微妙なポジションに。結局、進路を嫌った藤田菜七子騎手がさらに促して得意の形に持ち込んだが、結果的にここで脚を使ってしまったのが、最後の踏ん張りどころでの伸びを欠かせてしまった印象だ。
先頭ファムファタル、2番手エリンアクトレスで最後の直線を迎えると最後は2頭の一騎打ち。結局、ゴール手前でエリンアクトレスに交わされてしまったファムファタルは、2着でレースを終えた。