JRAオークス「ああ、悔しい!」カレンブーケドール津村明秀騎手に絶賛の嵐! アンカツ「結果以外は満点」もデビュー15年目の悲願にあと一歩……
「この日は強豪ぞろいとあって12番人気と、ほとんど注目されていなかったカレンブーケドールですが、デビュー戦では今年の牡馬クラシックで3強を形成しているダノンキングリーとアタマ差の接戦を演じている馬。2月のクイーンC(G3)ではクロノジェネシスに0.2秒差の4着でしたが、距離が2400mに伸びて逆転しましたね。
鞍上の津村騎手はオークスもお見事でしたが、前走のスイートピーS(OP)を勝って優先出走権を掴んだことが、この結果に繋がったと思います。一昨年のフェブラリーS(G1)を3着し、G1で初めて馬券になった津村騎手ですが、今回はそれを上回る2着。G1は今年、ここが初騎乗でしたが、意地を見せてくれました」(競馬記者)
レース後、勝ったラヴズオンリーユーとデムーロ騎手にネット上のファンから称賛が集まったのは当然だが、それ以上に「津村、よくやった!」「あと一歩、惜しかった」「今日の主役はカレンブーケドールと津村騎手」など、健闘を称えるコメントが続々……。
一時Twitterのトレンド1位にカレンブーケドール、3位に津村騎手が表示されるなど、波乱決着の主役に大きな称賛が集まった。
これには元JRA騎手のアンカツこと、安藤勝己氏も「津村は2着って結果以外は満点」と手放しの絶賛。「ここが経験あるミルコとの差やけど、糧にしてほしいな」とエールを送っている。
レース後「ああ、悔しい!」と感情を露にした津村騎手。「3コーナーから押していったので、脚がなくなるかと思ったらグングン加速した。まだまだこれから走ってくれると思う」とカレンブーケドールの今後に大きな期待を寄せていた。秋のラスト一冠・秋華賞(G1)の走りに注目したい。