JRAオークス(G1)ラヴズオンリーユー「脚元」に心配の声……勝ち時計はドゥラメンテ「日本ダービー」レコード更新の歴代4位も
驚愕のレコードタイムに、ただただ驚くばかりだ。
19日に東京競馬場で行われたオークス(G1)。勝ったラヴズオンリーユーが叩き出した2:22.8は、2012年の三冠牝馬ジェンティルドンナの2:23.6をコンマ8秒も更新するスーパーレコードだった。
1枠1番の絶好枠から抜群のスタートを決めたジョディー。これがクラシック初挑戦となる鞍上の武藤雅騎手は「1コーナーまで積極的に行きたい」と話していた通り、積極的に飛ばして行った。
その結果1000m通過59.9秒だったが、実はペース自体は昨年のオークスの59.6秒の方が速い。過去5年でも3番目のペースだ。ただ、それでも昨年アーモンドアイが記録した2:23.8よりも1秒も速く決着したのは、本当に「世代のレベルの高さの証明」といえるのだろうか?
「ラヴズオンリーユーの勝利にケチをつけるつもりは毛頭ないですが、如何せん馬場が速過ぎますね。
ちなみにジェンティルドンナがレコードを記録した際は、2着馬を5馬身ちぎっての圧勝でした。しかし、今年は7着馬シェーングランツまでが”レコード更新”タイム。この日は朝から快晴で、時計の出やすい馬場でしたが、それにしても凄い時計が出ました」(競馬記者)
しかし、その一方、どうしても心配になるのが新女王ラヴズオンリーユーの「脚元」だ。