武豊が日本ダービー(G1)「6勝へ」メイショウテンゲン「ディープの血」開花に期待! 先週オークスの”追い風”も

 1週前追い切りに騎乗した武豊騎手は「さすがと言いたくなるいい背中でした。お母さん(重賞を2勝したメイショウベルーガ)もよく知っている馬ですが、ノンビリした性格はよく似ていました」とオフィシャルサイトの日記に書き、そのタイトルは『一発狙った騎乗をするつもりです』と頼もしい。

 この日本ダービーは人気となるサートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリー以外は横一線と言っていい。先週のオークス(G1、芝2400メートル)で12番人気のディープインパクト産駒カレンブーケドールがあわやの2着だったように、ディープインパクト産駒メイショウテンゲンが激走する余地はある。

 母メイショウベルーガ同様、ノンビリ屋ゆえに本格化するのは秋、あるいは古馬になってからかもしれない。しかし、武豊騎手の馬券を買わなかったために負けるのは悔しい、という考えがあるなら押さえておくべきだろう。心身の成長により素質が開花するのを長い目で見続けていきたい1頭だ。

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