JRA目黒記念(G2)ブラストワンピースから「三連単1点」挑戦! 関係者「ここで負けたら凱旋門賞なんて……」
「○」はD.レーン騎手が騎乗するルックトゥワイス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
長らく条件戦を勝ち上がれず、くすぶっていたルックトゥワイス。だが昨年のグレイトフルS(芝2500メートル)を勝ち、念願のOP入りを果たした。
今年は日経新春杯(G2、芝2400メートル)から始動すると、後方から上がり最速の脚を使って勝ち馬グローリーヴェイズから半馬身差の2着と好走。その後、日経賞(G2、芝2500メートル)で6着、新潟大賞典(G3、芝2000メートル)で4着と中長距離戦で存在感を示している。
「前走はもったいなかったですね。騎乗した北村友一騎手も『最後の直線で勝ち馬のメールドグラースにぶつけられて、トモを落としたのが痛かった』と語り、あれで馬の集中力が切れたと悔しがっていましたよ。
ただ今回、ルックトゥワイスの鞍上をそのメールドグラースに騎乗していたレーン騎手が務めることになったのは皮肉なもの。スタッフは、『ここ2走は展開や不利もあったので不完全燃焼。地力もあるし、状態は高いレベルで安定している。発馬さえ互角なら』と一撃を狙っているようでした」(競馬誌ライター)
最後の「▲」にはゴーフォザサミット(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)を指名したい。
昨年の青葉賞(G2、芝2400メートル)ではエタリオウに2馬身差をつけて勝利したゴーフォザサミット。だが、本番の日本ダービーで7着に終わると札幌記念(G2、芝2000メートル)で7着、神戸新聞杯(G2、芝2400メートル)は8着に終わる。
今年は日経賞(G2、芝2500メートル)からスタート。石橋脩騎手と新コンビを結成して臨んだ1戦で、5着と久々に掲示板に載っていた。
「前走は休み明けだったこともあり、最後は息切れしてしまいました。それでも悲観するほどの内容ではないですし、今回は叩いた分の上積みもあるはずです。
最終追い切りで見せた動きも良かったですね。陣営は『東京競馬場に向いているので期待』と青葉賞以来の勝利を狙っていましたよ」(別の競馬記者)
今回は
1着6番ブラストワンピース
2着10番ルックトゥワイス
3着7番ゴーフォザサミット
の3連単1点で勝負に出たい。人気を集めそうだが、厚く張って大きな利益を得たい。
(文=ブロディN)