JRA日本ダービー「美味しすぎる穴馬」に”食べログ4.6″評価!? 「状態はピーク」名門・池江泰寿厩舎の「2.7億円馬」に超上積みアリ!

 26日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1)。今年は無敗の皐月賞馬サートゥルナーリアを筆頭にヴェロックス、ダノンキングリーら皐月賞上位組が支持を集めているが、クラシック第一弾で敗れた馬たちを見限るのも、まだまだ早計ではないだろうか。

 特に3連勝して挑んだ皐月賞で14着に大敗したサトノルークス(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、その「素質」や「状態」を鑑みれば”美味しい穴馬”になりそうだ。

「皐月賞後の上積みがすごくある。状態はピークだと思います」

 今年で9年連続して競馬の祭典に管理馬を送り込む池江泰寿厩舎が、仕上がりに太鼓判を押す。今年は冒頭の「3強」が注目を集めており、他陣営はその陰に隠れる形。だが、注目度は落ちても「やること」は変わらない。競馬界を代表する名門厩舎が虎視眈々と一発を狙っている。

 3連勝を決めたすみれS(OP)では、ホープフルS(G1)2着馬アドマイヤジャスタを完封。つけたコンマ2秒差は、ホープフルSでサートゥルナーリアがつけた着差と同じだ。

 その勢いで挑んだ前走の皐月賞だったが、スタート後にダッシュがつかず後方からの競馬。陣営が「皐月賞は初めての多頭数でポジションが取れませんでした。しかも前残りの決着で、余計に厳しかった」と振り返っている通り、展開にも馬場状態にも恵まれず、ほぼ何もできないまま終戦した。

 しかし逆に言えば、不完全燃焼だったからこそ、ダメージは少ない。「放牧先からいい状態で帰厩した」分、しっかり計算して状態を上げることができている。

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