「史上最強世代」の進撃が止まらない! ナムラシングンが古馬相手に快勝
史上最強レベルと言われる今年の3歳牡馬クラシック戦線だが、皐月賞7着だったナムラシングンが、13日の小倉10R宮崎特別を、古馬相手に圧勝した。
道中を後方3番手で進んだナムラシングンは、3コーナーを過ぎたあたりから徐々に進出。最後の直線では外から楽な手応えで先頭に立ち、最後は2・1/2馬身をつけての快勝だった。
相手のレベルには疑問符がつくが、それでも古馬相手にいきなり完勝するのは3歳馬にとっては楽ではない。皐月賞でも敗れはしたが十分健闘した実力が確かなものであることを証明した格好だ。
今年はマカヒキやディーマジェスティなど「5強」を筆頭に極めてハイレベルなクラシック戦線だが、ナムラシングンなど春の有力馬が秋に激変し、菊花賞に「別馬」の姿で登場する可能性も決して低くはない。秋の激戦を予想させる快勝に、今後の期待は膨らむばかりだ。