武豊「安田記念無視?」心はすでに「あの場所」に!? レジェンドの貪欲さは国内を飛び越える
ただ、肝心のというべきかなんというべきか、今週の安田記念(G1)に向けての意気込みは「ダービーが終わって、今週は安田記念。そして早くも2歳新馬戦が始まります。1年後のゴールが歓喜に包まれたものになるようにと、全てのホースマンが小さな努力をコツコツと重ねてまいります。そのあたりの機微がわかるようになると、競馬がもっと楽しくなります」と、一言というか「名詞」しか登場しなかった。普段は騎乗馬に関し一言くらいはあるのだが……。
武豊騎手は今回、古豪ロジクライで挑戦する。豪華メンバーを考えれば「伏兵」に違いないが、1週前追い切りでは1番時計を記録し、仕上がりの良さを見せている。現在の東京の馬場を考えると、得意舞台かつ先行力のあるロジクライにはワンチャンスありそうだが……。
海外志向が強く、現在も頻繁に渡米、渡欧する武豊騎手。心はすでにフランスにあるのかもしれない。