武豊VSルメール「仏オークス」! 「凱旋門賞へ」親密コンビが世界の舞台で躍動
6月16日にシャンティイ競馬場で開催されるフランスオークス(正式名称、ディアヌ賞、G1・芝2100メートル)。今年は日本から武豊騎手が、ドイツ調教馬でフランスの小林智厩舎に移籍したで2戦2勝のアマレナで参戦することもあり、注目を集めている。
そして、今年はこのフランスオークスに日本からもうひとり参戦する騎手がいる。C.ルメール騎手だ。
「スポニチ」によれば、ルメール騎手は同レースに4戦3勝のカルティエムに騎乗予定しているという。ルメール騎手は参戦理由として日本のG1が行なわれないことなどをあげ、「対戦相手に強い馬がいるそうだけど、ユタカさんと一緒に頑張ってきます」と意気込みを語ったという。
「ルメール騎手は、このレースでソウルスターリングの母であるスタセリタ、ヨーロッパ最優秀3歳牝馬に選出されたサラフィナなどで3勝を挙げ、実績十分。
今回騎乗するカルティエムは、凱旋門賞などG1競走6連勝も達成したシーザスターズと同じケープクロス産駒。初戦こそ敗れたものの、その後は3戦3勝。前走では日本でもおなじみのC.デムーロ騎手とともにペネロープ賞(仏G3、芝2100メートル)で重賞初制覇も達成。今回も人気を集めることが予想されています」(競馬誌ライター)
武豊騎手が騎乗のアマレナはすでに凱旋門賞への一次登録を済ませている。ここをステップに本番へ挑戦することを考えていたはずだが、その前哨戦に強力なコンビが立ちふさがるようだ。