武豊「31年ぶり」に池添謙一ら大迷惑!? ルメールと一緒に「暑すぎて……」
7月に入り、本格的に夏競馬が始まった。多くの騎手たちが各地に散って騎乗するが、今年は武豊騎手が31年ぶりに函館滞在をすると話題になっている。
武豊騎手が函館に滞在するのは、デビュー2年目の1988年以来。「サンスポ」の取材に応じた武豊騎手は、函館記念(G3)でマイネルグラウベンに騎乗したことをよく覚えていると話した。このとき4番人気に支持された同馬は2番手で道中を進むも、3コーナーから4コーナーの間で手応えがなくなり失速。最下位でレースを終えている。武豊騎手は、管理する栗田博憲調教師(当時)に「騎手になって33年間で一番というくらい怒られました」と懐かしそうに振り返った。
武豊騎手は、先週土曜は函館競馬場で2勝。今週6日(土)は函館で過ごし、7日(日)こそプロキオンS(G3)でマテラスカイに騎乗するため中京競馬場に向かうが、来週、再来週は函館競馬場に専念予定だという。
「武豊騎手が函館滞在を決めたのは、昨年の猛暑がきっかけだったといいます。出演している『武豊TV!II』の池添謙一騎手、C.ルメール騎手らを招いて行われた新年会で『去年は中京競馬場が暑すぎて』と話し、まだ決めていないとしつつも函館参戦を示唆していました。本人はたまに函館記念で騎乗した際、『(北海道は)なんていいところんだろう』と思っていたそうですよ。この函館滞在後は、小倉競馬場に向かうのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
夏の中京競馬場は、1600メートルの新馬戦もあるため、素質馬が多く集まる傾向にある。ただ、過酷すぎる環境に耐えきれない騎手もいるという。