JRA「お前誰?」とは呼ばないで!? 大活躍でも永久に「覚えてもらえない」馬が登場?
毎年、登場しては一部のファンを沸かせる珍馬名を持つ新馬たち。
先日も父オルフェーヴル、母は2008年の皐月賞馬キャプテントゥーレを輩出したエアトゥーレ、母父はトニービンという超良血馬ながら、『ナムアミダブツ』という物議を醸しそうな名前を持つ競走馬が話題となった。おそらく馬名の由来は、『ナンバーガール』の『NUM-AMI-DABUTZ』という曲名で、特別な意味はないと思うのだが……。
そして今週、またこの『ナムアミダブツ』と同じくらい耳目を集める珍馬名の馬が出走を予定している。それが、オヌシナニモノ(牡2歳、栗東・高橋義忠厩舎)だ。
オヌシナニモノは父カレンブラックヒル、母グラントリノ、母父はプリンスオヴウェイルズS(G1)を勝つなどワールドワイドに活躍したグランデラだ。
「馬主はニットー商事。ここは個人馬主として活動していた占部恵太オーナーが代表を務めている馬主法人です。これまでもハロータマ、その仔ハンサムリー、またシュガーサンダー、シリウスシリアスなどちょっと変わった名前を持つ馬を所有していました。ですが、『オヌシナニモノ』ほどの変名をつける馬主ではなかったはず……。所有馬があまりいい成績を残せていないようなので、気分を一新したくなったのかもしれませんね」(競馬記者)