JRA札幌記念(G2)はフィエールマンから「高配当」狙い!? 有力「現場」情報で「穴馬券」を狙い撃つ!!
「▲」に選んだのは昨年のダービー馬ワグネリアン(牡4、栗東・友道康夫厩舎)だ。
日本ダービー(G1)に続き神戸新聞社(G2)を快勝。その後は天皇賞・秋(G1)へ向かう予定だったが、疲れが溜まっていたことを理由に年内を休養に充てることになった。
4歳を迎えた今年は大阪杯(G1)から始動。前有利の流れを問題にせず、直線で鋭く伸びて3着と好走した。改めて能力の高さを示し、存在感を示している。前走の内容からも、休み明けは苦にしないタイプ。今回も好走が期待できるだろう。
「体質の弱さは徐々に改善され、気性面にも落ち着きが出ている。成長の跡が窺えるね。稽古の動きも上々。調整は順調という印象だ。ダービー馬として恥ずかしくないレースができそうだ。
陣営も仕上がりに手応えを感じているんだろう。『条件も合っているので楽しみ』と強気な姿勢を崩さない。騎乗する福永(祐一騎手)も『当然ながら注目度は高いよね。ディープの後継馬として多くのタイトルを取らせたい』と力が入っていた。上位争いは濃厚だろう」(競馬関係者)
「△」には、昨年の札幌記念を制したサングレーザー(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)をあげたい。
昨年は札幌記念を制覇し臨んだ天皇賞(秋)でもレイデオロの2着。12月の香港C(G1)でも4着と健闘しているように、2000mにおける実力は疑いようがない。昨年同様のローテーションで連覇を狙う。
「状態は完璧だね。『昨年と同様のパターンで調整。毛ヅヤの良さからもデキは文句なし。自信を持って挑める』と陣営は仕上がりを絶賛している。札幌コースとの相性も抜群。これまで3戦3勝と未だ負けなしだ。馬場状態に大きく影響されない点も魅力だよね。このメンバー相手でも互角に戦えるだろう」(競馬関係者)
「☆」に選んだのはクイーンエリザベスS(G1)2着馬クルーガー(牡7、栗東・高野友和厩舎)だ。
デビューから安定した戦績を残してきた実力馬。一昨年のマイラーズC(G2)を勝利し、重賞初制覇を達成した。その後は思うような結果を残せずにいたが、今春オーストラリア遠征で一変。前走のクイーンエリザベスSでは、G1レース25連勝を達成したウィンクスの2着と大健闘をしている。復調気配の今であれば十分にチャンスはあるだろう。
状態面も不安なし。「このレースを目標に乗り込んだ。稽古の動きも鋭く雰囲気も良い」と陣営のトーンは高い。「洋芝適性もある。本当に楽しみ」と勝負気配が高いココは押さえておきたい。