【重賞展望・札幌&小倉2歳S(G3)】初重賞制覇を睨む素質馬が続々……札幌と小倉で夏競馬を締めくくるダブル2歳重賞が開催!
前走を圧勝したカシノマスト(牡、美浦・蛯名厩舎)も、九州産馬ながら重賞を狙える一頭だ。
九州産馬限定の新馬戦を除外されたため、一般馬に交じって迎えたデビュー戦。苦戦が予想されて6番人気に甘んじたが、蓋を開けてみれば6馬身差の圧勝。続くフェニックス賞でも2着に踏ん張ると、前走のひまわり賞(OP)では九州産馬を相手に7馬身差で格の違いを見せ付けた。コウエイロマン以来、18年ぶりの九州産馬の優勝もあり得る器だ。
他にも函館2歳S(G3)で5着の実績があるドゥモワゼル、新馬戦を楽に逃げ切ったメイソンジュニア、福島の未勝利戦を5馬身差で勝ったダイイチターミナルなどスピード自慢の若駒が揃った小倉2歳Sは、4日(日)の15時35分に発走予定だ。