「G1を狙える馬」浜中俊騎手が絶賛のレーヌミノルの走りは「歴史的スプリンター」クラス!?小倉2歳S(G3)史上最大着差6馬身の圧勝劇の「裏」に隠されたカラクリとは


 最後の直線入り口から先頭に立ち、そのまま押し切るまったく危な気のない横綱相撲。今年の小倉2歳Sは一頭だけ「別次元」の馬がいたようだった。

「距離はマイルまではもつと思いますし、G1も狙える馬」と浜中騎手は早くも暮れの阪神ジュベナイルF(G1)に照準を合わせている。確かに今回のレーヌミノルには、それだけのスケールを感じさせる走りだった。

 しかし、着差のつきやすい長距離戦ならまだしも、スプリント戦の重賞で6馬身差はそうそうお目に掛かれるものではない。

 ちなみに以前の記録は、後のフェブラリーS(G1)を勝つなど活躍したメイショウボーラーが2003年につけた5馬身差。また、後に翌年のスプリンターズSを勝ったアストンマーチャンでさえ、小倉2歳S(G3)は2馬身1/2の完勝だった。

 これだけを見ても、レーヌミノルがすでに歴代の名スプリンターと比類するほどの強さであることがうかがえる。

 だが、実はこのあまりに派手な圧勝劇には”カラクリ”があったようだ。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 23:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS