凱旋門賞(G1)エネイブル3連覇へ「唯一」の懸念? 4年前の絶対女王トレヴは何故敗れたのか「当時」を振り返る

ですがトレヴの場合、それ以上に馬場に泣いた印象でした。実はその年の凱旋門賞は、週中で雨に見舞われて、あまり馬場が悪くなれば回避するという陣営が続出……。幸い、天候が回復したため17頭のエントリーとなりましたが、トレヴにとっては厳しい馬場コンディションでした」(競馬記者)

 実は、今年のパリロンシャン競馬場も似たような状況になっているという。エネイブルを管理するゴスデン調教師も「今のロンシャンは馬場が重いから、週末にこれ以上降るのは、エネイブルにも好ましくありません」と馬場コンディションを相当気にしているようだ。

 果たして週末に向け、現地のコンディションは回復するのだろうか。それともエネイブルも、かつてのトレヴのように、ジャパンやソットサスといった3歳馬の波にのまれるのだろうか。5歳馬が勝てば17年ぶり。10月6日、歴史的な一戦が幕を開ける。

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