JRAサウジアラビアRC(G3)「2強」万全情報!? サリオスVSアブソルティスモから「美味しい馬券」を現場情報で構築!?

 10月5日(土)に開催されるサウジアラビアRC(G3)。昨年の勝ち馬グランアレグリアは後に桜花賞を制し、一昨年に勝ったダノンプレミアムは朝日杯FS(G1)を制覇し、2着のステルヴィオが後にマイルCS(G1)を制覇するなど、2歳馬たちの東の出世レースとして知られている。

 その2歳馬の今後を占う1戦に「現場の声を重視するブロディN」が挑戦。極秘ルートから入手した有力「現場情報」で的中を狙う。

 本命『◎』は3枠3番サリオス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。

 父ハーツクライ、母サロミナ、母父はドイツで活躍したLomitasという血統を持つ。半姉にはローズS(G2)で2着に入り、これからも飛躍が期待されるサラキアがいる。

 新馬戦は今回と同じ東京競馬場のマイル戦。8頭立てで行われたレースで5番手で進む。逃げたアブソルティスモが軽快なペースでラップを刻み、先頭を譲らず最後の直線に入るも、サリオス外から猛然と襲い掛かり、あっさり交わしてゴール。スケールの大きさを感じさせる走りを見せた。

「スタッフは『戦前からモノが違うと思っていた。かなり上を目指せる素材』といい、新馬戦で見せたパフォーマンスも『期待通り』と驚きはなかったと語っていました。

 530キロを超える雄大な馬格から繰り出される切れ味鋭い末脚は、すさまじいです。今回は帰厩時に熱発したものの、1週前追い切りに騎乗した石橋脩騎手は『問題ない。すごくいい馬』と絶賛していました。すでに回復したと見てもいいでしょう。新馬戦同様、あっさりと勝ってくれると思います」(美浦関係者A)

 対抗「○」に8枠8番アブソルティスモ(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)をあげたい。

 デビュー戦では軽快に逃げたものの、サリオスの鬼脚に屈して2着。だが3着には7馬身差を付けているため、勝ち上がりは時間の問題と考えられていた。そして、迎えた2戦目では、今度は一転して中団に控える競馬。最後の直線で3頭の叩き合いになるも、その競り合いを制して勝利をあげた。

「初戦は逃げたサリオスの目標にされてしまいました。ですが、2戦目で一転して控えるなど自在性のあるところを見せてくれましたね。

 今回は、短期放牧を挟み、帰厩後は坂路中心で稽古を行い、仕上げられたみたいです。スタッフも『今回はトレセンで乗り込めている。その分、馬体も締まっています』と明かすなど、帰厩後の稽古でもいい動きを見せていました。ここでサリオスにリベンジしてもおかしくないですよ」(美浦関係者B)

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