JRA秋華賞(G1)大本命ダノンファンタジー「G1不要」!? 絶好調ダノン軍団が頭を抱える「負の連鎖」とは
ダノンスマッシュ
シルクロードS(G3)1着→高松宮記念(G1)1番人気4着
キーンランドC(G3)1着→スプリンターズS(G1)1番人気3着
ダノンプレミアム
マイラーズC(G2)1着→安田記念(G1)2番人気16着
ダノンチェイサー
きさらぎ賞(G3)1着→NHKマイルC(G1)3番人気4着
ダノンキングリー
共同通信杯(G3)1着→皐月賞(G1)3番人気3着
毎日王冠(G2)→マイルCS(G1)??着
ダノンファンタジー
チューリップ賞(G2)1着→桜花賞(G1)1番人気4着
ローズS(G2)→秋華賞(G1)??着
上記の通り、今年重賞9勝のダノン軍団だが、その内「次走・G1」でなかった重賞勝利は、ダノンプレミアムの金鯱賞(G2)のみ。その金鯱賞ですら、当時は大阪杯(G1)の前哨戦と捉えていただけに、G1前哨戦は「勝率100%」と言っても過言ではないというわけだ。
「ただ、本番では逆にすべて人気以下の結果ですよね……。前哨戦を勝つことで人気するのは当然ですが、今年のダノン軍団に限って過信は禁物かも。
今回、2000mが課題になっているダノンファンタジーですが、前走のローズSでも中内田調教師が『スタート後に力むそぶりを見せていた』と話している通り、折り合いの不安は残っていますし、何より秋華賞はゴチャ付きやすい京都内回り……。春のG1で度重なる不利に泣いた川田騎手だけに、当然不安はありますよ」(同)
快勝したローズSを振り返って「力んでも勝つのだから、大したもの」と自信を深めている中内田調教師。果たして、ダノンファンタジーがダノン軍団の「負の連鎖」を断ち切れるか。