ニエル賞、マカヒキ最大のライバル・ハーザンドが回避で「人気一本被り」確実!? 絶対に負けられないプレッシャーは……
日本時間で11日の夜、今年の日本ダービー馬であるマカヒキが、世界最高峰・仏G1凱旋門賞のステップレースであるニエル賞(G2)に出走するわけだが、最大のライバルである英愛ダービー馬・ハーザンドが、同レースを回避することがわかった。
ハーザンドはそもそもこの前日に行われる愛チャンピオンSに出走する予定だったが、馬場の硬さなどを理由にニエル賞出走への可能性を残していた。しかし、予定通り前者の選択をとったということか。
これによって、ニエル賞に出走するメンバーのほとんどが「G1競走未勝利馬」となりそうな気配。数少ないG1ホースであるマカヒキは、圧倒的な1番人気になる可能性も十分だ。
逆に言えば、このメンバーでのレースに仮に敗れてしまった場合、凱旋門賞への期待度が大きくしぼんでしまうのは避けられないだろう。舞台は本番と同じシャンティイ競馬場。言い訳の許される状況ではない。
日本の代表として、まずはこのレースをあっさりと勝利することがマカヒキの使命となりつつある。プレッシャーのかかる状況ではあるが、何とか幸先のよいスタートを切ってほしいものだ。