【富士S(G3)展望】JRA3歳マイル王アドマイヤマーズ始動! 超絶レコード・ノームコアや良血ライバルと激突

 人気を裏切り続けているレッドオルガ(牝5歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、ここで3度目の正直なるか。

 重賞2戦目となった東京新聞杯(G3)では、後の安田記念覇者・インディチャンプから半馬身差の2着と好走し、一気に評価を高めた。しかし、その後が続かず阪神牝馬S(G2)では3番人気ながら7着。前走のヴィクトリアMでも、高い府中実績も後押しして3番人気に推されるも11着に終わっていた。

 それでも阪神牝馬Sは出遅れ。ヴィクトリアMは最後の直線で内目につけたのが裏目に出て、行き場をなくす不利が響いた。まだまだ実力のすべてを見せていないと考えていいだろう。重賞初制覇を目指す。

※画像:カテドラル/『競馬つらつら』より

 早くから重賞に挑戦するも勝利が遠いカテドラル(牡3歳、栗東・池添学厩舎)。

 デビュー3戦目で東京スポーツ杯2歳S(G3)に挑戦するも11着。その後も重賞に挑戦するが京成杯(G3)11着、アーリントンC(G3)2着、NHKマイルC(G1)で3着と、いずれも上位進出を果たすも、勝利には届かなかった。

 そして2人気と上位に推され勝利が期待された中京記念(G3)では、思ったほど脚が伸ばずに8着に終わっている。もどかしい競馬が続いているが、陣営としてもそろそろ勝利の美酒に酔いたいころだろう。気合いは十分と見て良さそうだ。

 これら以外にも昨年の勝ち馬ロジクライ、マイル重賞で2度の2着があるクリノガウディー、迷える良血馬プロディガルサン、復活気配を出し始めたジャンダルムなどが出走を予定している。

 ここを勝利し、いい形で秋のマイル王決定戦に向かうのはどの馬になるのだろうか? 発走は19日(土)15時45分を予定している。

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