JRA武豊・米BCスプリント(G1)「歴史的快挙」の可能性十分! 米国の強豪集うも、マテラスカイは最有力候補に先着の実績

 そんなミトーリをA.G.ヴァンダービルトHCで破ったインペリアルヒントは、日本のファンにも知られる世界的なスプリンターだ。

 BCスプリントでは一昨年2着、昨年3着と、ロイエイチの存在に泣いてきたインペリアルヒントにとって、今年が最大のチャンスなのは間違いない。今年はA.G.ヴァンダービルトHCでミトーリを破った後、ヴォスバーグS(G1)も連勝。圧倒的なスピードを見せつけている。

 だが、今春のドバイゴールデンシャヒーンでは3着と、2着馬マテラスカイとは半馬身差の接戦だった。これを見る限りでも、マテラスカイにも十分にチャンスがあることがうかがえる。

 他にも、勝ち切れないものの昨年のBCスプリントで2着だったウィットモア、ミトーリとインペリアルヒントに後れは取ったもののG1連続2着中のフィレンツェファイア、G2・3連勝中のカタリーナクルーザーなども侮れない。

 果たして、日本初の歴史的快挙なるか。マテラスカイと世界で戦ってきた武豊騎手の手腕にも期待が集まる。

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