武豊「データは味方?」マイルCS(G1)カテドラルを見切れない理由
「マイルCSが行われる京都の外回りマイルコースでは、今年3勝を挙げ勝率で30%、連対率では40%と高い数字をマークしています。内回りのマイルコースでは勝率20%なので、外回りのマイルコースとの相性の良さがわかります。
また、今年はG1に14回騎乗していますが、2着3着がない代わりに2勝。勝つときはきっちり勝つ競馬をしていますね」(競馬記者)
2015年以降、マイルCSでは10番人気以下の馬ばかりに騎乗しており、結果が残せていない。しかし、今年は5番人気以下の3歳牡馬で2勝3着4回とそれなりの結果を出している。
G1馬が5頭そろっている上に、重賞勝ちもないカテドラルは人気薄になるのはまず間違いないが、鞍上の武騎手の持つデータはカテドラルにもチャンスがあることを示してはいないか。
G1で3着の経験があるカテドラル。初コースになるが、コース相性のいい名手とのコンビなら、3強に割って入る可能性もありそうだ。