最強3歳世代の一角・リオンディーズが浅屈腱炎を発症で離脱。「シーザリオ一族」の傾向が……
ファンの間でも「これはショックすぎる」「屈腱炎とは……」「このまま引退するのか」と悲嘆にくれるようなコメントのオンパレード。2歳時の朝日杯FSでの豪脚が記憶にあるだけに、こうした声が増えるのも当然と言えるだろう。
もともとリオンディーズの母である日米オークス馬シーザリオは、第1子が蹄葉炎で死亡、第2子も1戦しただけで登録抹消になるなど、体質が弱い産駒が多い。3番子であるエピファネイアは菊花賞、ジャパンカップを制するまでになったが、同馬も故障で引退を余儀なくされた。
リオンディーズもまた、一族の傾向にはまってしまったということなのか。管理する角居勝彦調教師は「この秋は春の悔しさを晴らしたいと思っていただけに残念ですし、会員の皆様にも大変申し訳なく思っています」とコメント。今後は北海道のノーザンファーム早来へ放牧に出される予定である。