武幸四郎騎手が「行方不明」!? 2週連続騎乗なしに見る「セカンドキャリア」の可能性
JRA所属、武幸四郎騎手が「行方不明」!?
そのまま聞くと「一体何があったんだ!?」となるが、幸四郎騎手が「2週続けて騎乗馬なし」となり、ネット上で大きく騒がれているに過ぎない。
とはいえ、2週連続でレースに一度も出走していないというのは確かに意外だ。ここ最近では、少ない週こそあれど毎週騎乗していただけに、競馬ファンが騒ぐのも無理ないかもしれない。
普段なら、幸四郎騎手を重宝している「メイショウ」の松本好雄オーナーが騎乗馬をあてがうことも多いのだが、それすら2週続けてないというのも不思議だ。
幸四郎騎手は、13年のエリザベス女王杯を制してから3年もの間G1どころか重賞の勝ち鞍もない状況。今年の通算も8勝と、低調ぶりは明らかである。
一部では以前より「調教師転身に向けて動いている」という情報もあった。確かに、平成28年の調教師試験の一次試験は今月21日。筆記試験であるため、幸四郎騎手が試験に向けた「追い込み」をかけているというのであれば納得もいく話ではあるが……。
騎手の世界は弱肉強食。幸四郎騎手は話題になるだけまだマシで、他にも週をまたいで騎乗のない騎手もたくさんいるのだ。
競馬界を背負って立つ武豊騎手の弟としてデビュー時から注目され、重賞も多数制してきた幸四郎騎手だが、その勢いはすでにない状況。今年中に何か動きがあるのか、注目すべきところだ。