セントライト記念(G2)で1番人気から4番人気までが「全滅」する可能性も!?「1強」の皐月賞馬ディーマジェスティを襲う『驚異のデータ』とは
「今年のセントライト記念は荒れる」
そんなことを言おうものなら、嘲笑の嵐に晒されそうな今週末のセントライト記念(G2)。今春、あれだけのハイレベルな競馬見せ続けた皐月賞馬ディーマジェスティが堂々の秋初戦を迎え、相手も騎乗機会10連続連対のJRA記録に挑む絶好調・戸崎圭太騎手のゼーヴィントで決まったようなもの……。
春のクラシックを分け合った「2強」が集う阪神のローズS(G2)も相当堅そうだが、こちらも負けじと手堅いレースになりそうな気配。特に秋競馬の開幕週だった先週の3重賞がすべて1番人気勝利と”本命派”に風が吹いているだけに、セントライト記念も”鉄板級”の配当が濃厚だ。
だが、そう決めつける前にこのデータをご覧いただきたい。
[0.1.1.18]。つまりは20回走って2着1回3着1回、勝率0%、連対率5%、複勝率10%という散々な数字だが、何を隠そうこれはセントライト記念における「ディープインパクト産駒」の成績だ。その上で、冒頭で触れたディーマジェスティとゼーヴィントの”鉄板級”2頭。さらには、その2頭の割って入る筆頭候補の実力馬マウントロブソン、リアルスティールの全弟として期待されているプロディガルサンらがディープインパクト産駒であるから、これは紛れもない「一大事」ではないだろうか。
いや、どうやらこれらが1~4番人気を締める可能性が高く”穴党”にとっては、よだれが止まらない状況だろう。