JRA美浦独占「ムーア」が“次男”を目覚めさせる!? レイデオロ復活へ気合い、カレンブーケドール詳細もゲット!
24日(日)にジャパンカップ(G1)が開催される。今年の東京競馬場を締めくくるG1ということもあり、そのお膝元である美浦関係者たちはいつも以上に気合いが入っているようだ。今回はその関係者たちからもたらされたマル秘情報をお届けしよう。
レイデオロ(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は得意とする舞台で復活を果たしたい。
今年は1番人気に支持されたドバイシーマ(G1)で6着。国内復帰戦となった宝塚記念(G1)では2人気ながら5着。そして、秋は必勝が期されたオールカマー(G2)でまさかの4着と、馬券圏内に入ることが出来ないでいた。
「春の2戦はレイデオロらしくない負け方でしたね。これまで絶対的な力を誇示することはなかったものの、出走すればほぼ馬券圏内と、その安定感はバツグンだったのですが……。
ただ、前走の4着に終わったオールカマーは、終いに脚を伸ばしたこともあり、陣営は『今回へつながる内容だった』と一定の評価をしているようです。日本ダービー、天皇賞・秋とふたつのG1競走を勝っていますが、舞台はいずれも東京競馬場。調教助手も『一番力を発揮できるコース。復活してもらいたいですね』と明かしていましたよ」(美浦関係者A)
陣営はレイデオロの今年いっぱいの引退も示唆している。有終の美を飾るためにも、ここで結果を残したいところだろう。
超良血馬・ジナンボー(牡4歳、美浦・堀宜行厩舎)は穴人気しそうだ。
7冠ディープインパクト×5冠アパパネ、父母合わせて「12冠」という夢の配合から誕生したジナンボー。だが、故障に泣いたこともあり、これまで結果を出すことが出来ないでいた。
だが前走の新潟記念(G3)では、好位で進むと最後はユーキャンスマイルに差されたものの、クビ差の2着と好走。初重賞出走ながら、勝利にあと一歩まで迫ってみせた。
「1週前追い切りは少し動きが重かったものの、最終では今回鞍上を務めるR.ムーア騎手を背に、馬なりで5F66秒1、ラスト12秒6とまずまずの時計。しっかり仕上げられていると思います。
昨秋に2400m戦を走ったときはかかって6着。ですが陣営は、『1年経って気性の成長はうかがえる。この距離も守備範囲』と明かしていました。鞍上もムーア騎手ですし、折り合いをバッチリつけられるはず。下位人気が予想されていますが、侮れない存在ですよ」(美浦関係者B)
世界的名手に導かれて良血馬が目覚める!?