セントライト記念(G2)で1番人気から4番人気までが「全滅」する可能性も!?「1強」の皐月賞馬ディーマジェスティを襲う『驚異のデータ』とは
日本だけでなく、先日シャンティイ競馬場で重賞勝利を収め、マカヒキのニエル賞に勢いを付けたフランス馬アキヒロのように、今や海外のバイヤーでさえその血を求めて海を渡って来る大種牡馬ディープインパクト。
すでにサンデーサイレンスの後継者の座を完全に手中に収め、近年も世界No.1になったエイシンヒカリや凱旋門賞に挑戦するマカヒキなど、数々の名馬を輩出し続けるスーパーサイアーだが、この「セントライト記念」に限っては散々な数字が並んでいる。
近年だけを見ても、昨年のサトノラーゼンが1番人気で7着、2013年のヒラボクディープも1番人気で13着と、なかなか笑えないことになっているディープインパクト産駒。
ディーマジェスティが圧倒的な人気を背負いそうな今年の上位人気4頭が万が一にも馬券圏外に消えれば、三連単は「最低10万馬券以上」という可能性も出てくる。
「さすがにディーマジェスティが消えることは考えにくいですが、セントライト記念が行なわれる中山でディープインパクト産駒の成績が落ちることは、明確なデータとして立証されています。実際にディープ自身も、クラシック三冠で最も苦戦したのは中山の皐月賞。国内で唯一敗れたのも、中山の有馬記念でした。産駒もそういった面を引き継ぐ傾向にあるようですね」(競馬記者)