JRA有馬記念「宝塚・海老蔵劇場」から約2年……福永祐一×大魔神コンビ復活! “蜜月関係”修復へ、意地のラストラン期待
22日に行われる有馬記念(G1)が引退レースとなるシュヴァルグラン(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)が、福永祐一騎手と約1年ぶりのコンビを組むことがわかった。
「福永騎手×大魔神・佐々木」のコンビの復活だ。
かつて福永騎手とのコンビで古馬重賞戦線を盛り上げていたシュヴァルグランだったが、一昨年の宝塚記念の敗戦を機にコンビ解消。昨秋の京都大賞典で再コンビ結成となったが、それ以降は本馬の海外遠征もあって福永騎手が騎乗することはなかった。
「有馬記念がラストランになりますし、ファンにとってはよかったんじゃないでしょうか。友道調教師も『(シュヴァルグランを)よく知った騎手ですから』と期待していましたよ。
近走は掲示板にも載れていないように、さすがに全盛期は過ぎていると思いますが、キングジョージ(6世&QES)、インターナショナルS、ジャパンCと、いずれもハイレベルなメンバーでしたから。『叩き良化型ですし、状態は良くなっています』と陣営の期待は決して低くない」(競馬記者)
福永騎手といえば、かつてシュヴァルグランを始め、秋華賞馬ヴィブロスなど佐々木氏の主戦騎手だった。
両者は酒を酌み交わすほどの”蜜月関係”だったが、一昨年の宝塚記念で福永騎手が佐々木氏の作戦を無視するような逃げを打って惨敗したことをきっかけに疎遠になったという。