JRA藤田菜七子「1番人気15着大敗」で99勝足踏み。「100勝達成」坂井瑠星&横山武史らライバル尻目に痛恨……
14日、競馬界の未来を担う注目の若手騎手が通算100勝の節目に到達した。
まずは今年3年目の横山武史騎手だ。
中京1Rで騎乗したミツカネプリンスは7番人気の伏兵だったが、最後の直線で中団から馬群を縫うように差し切り勝ち。横山武騎手は「3年以内に100勝することが目標だった」と胸を張った。
自身が所属する鈴木伸尋厩舎の管理馬で達成しただけに、喜びもひとしおだ。父は関東を代表する横山典弘騎手。「横山典弘騎手を超えられるように頑張りたいです」と、デビューから掲げる抱負を改めて誓った。
その直後、阪神2Rで節目を迎えたのが坂井瑠星騎手だ。
「いい馬にたくさん乗せていただき、100勝を達成できたことはうれしいですが、本当はもっと早く達成しなければならなかったと思います」との言葉通り、今年で4年目。
だが、長期間オーストラリア遠征で腕を磨いたこともあって、今年は重賞3勝の大活躍。
ファンからは、むしろ「まだ100勝してなかったのか」という声も合ったほど、すでに一流の若手騎手として認識されている。
「これからが本当の勝負となりますし、若手騎手全体で競馬界を盛り上げていけるよう頑張ります」とコメント。今後ますます注目を集めることになりそうだ。
そんな若手騎手の快挙があった一方、99勝で足踏みとなってしまったのが、同じく4年目の藤田菜七子騎手だ。