「兄エアスピネルを超える大器」と評判のエアウィンザーが今週デビュー!武豊騎手が「完璧」と絶賛する秋華賞馬エアメサイア「最後の傑作」がいよいよベールを脱ぐ
いよいよ、完成の域に近づいてきたエアスピネル。精神面の弱点を克服すれば、春に完敗を喫したサトノダイヤモンドにも借りを返すチャンスがあるはずだ。今週末の走りに大きな期待を抱きたい。
だが、そんな兄を超えるといわれている「大器」が、エアスピネルが出走する神戸新聞杯が行なわれる25日の阪神でいよいよデビューを迎える。
父がダービー馬キングカメハメハで、母が秋華賞馬エアメサイアというエアスピネルの全弟にあたるエアウィンザーは、早くからその素質を絶賛されていた馬で、生産地の社台ファームでも「兄以上」という噂があった逸材。
14日の1週前追い切りでは早くも武豊騎手が騎乗し、1つ年上のエルプシャフトと互角以上の動きを見せている。「見た目は違うけど、乗り味は似ている。心臓が強い」と評価。これまで数々の名馬の”背中”に跨ってきた名手が、デビュー前の2歳馬をここまで評価するのは珍しい。
さらにトーンが上がっているのが、エアウィンザーを手掛ける角居厩舎の陣営で「うまく、きれいに体を使って走ります。やはりセンスがありますね。すごく乗りやすくて、大人びた馬。『完璧だ』とジョッキーも言っていました。ちゃんと折り合いもつくし、スイッチも入る。何も注文がつきません」と大絶賛。