老兵ドリームバレンチノで東京盃勝利! 久々重賞ゲットの岩田康誠騎手「AKB48的名言」も飛び出していよいよ本領発揮?
22日、東京の大井競馬場で行われた東京盃(JPN2)は、9歳馬ドリームバレンチノ(牡9、栗東・加用正厩舎)が大外一気の差し切り勝ちを収め、久々の勝利を手にした。
騎乗したのは岩田康誠騎手。昨年の小倉2歳S以降、中央での重賞勝利が1年以上ないことで話題になっていたが、地方競馬ではあるものの、こちらも久々の重賞勝利。
勝利騎手インタビューにおいて岩田騎手は「今日は前半のレースを見ても、外が伸びる馬場だと思いましたし、勉強になりました」と、作戦が功を奏したと語った。最後には「おじいちゃんですが、精神力があって、これだけのパフォーマンスをしてくれます。僕のことは忘れても、ドリームバレンチノのことは忘れないでください。応援よろしくお願いします」と、どこかのアイドルグループで聞いたような名ゼリフも飛び出し、ファンとしても久しぶりの「岩田節」を堪能した形だ。
レースは1番人気のダノンレジェンドと3番人気のコーリンベリーが引っ張る形で、前半は速い流れに。中団後方に位置して脚を溜めていたドリームバレンチノにとっては優位な流れとなった。外伸びの馬場を読み切り大外に持ち出した岩田騎手の騎乗も光ったレースだった。
ここへきて、岩田騎手に「流れ」がきているのか。先週18日のローズS(G2)でも、最後の最後大本命シンハライトに差し切られたものの2着を確保。しかも騎乗していたのは11番人気のクロコスミアである。