JRAフェアリーS(G3)シャインガーネットを軸指名! 関係者からの有力情報で人気馬に迫る「強力伏兵馬」を発見! 点数を絞って好配当狙い!!
13日(月)は3歳牝馬最初の重賞となるフェアリーS(G3)が開催される。
過去10年の連対馬にはアエロリットやプリモシーンがいるなど、今後の重賞戦線を占う意味でも見逃せないレースだ。
そのフェアリーSを関係者の有力情報を元に予想していきたい。
「◎」はシャインガーネット(牝3、美浦・栗田徹厩舎)を指名する。
9月の中山でデビュー。危なげなく勝利を挙げ、続く赤松賞(1勝クラス)でも後方から徐々に進出していき、直線で抜け出して連勝を飾った。陣営はクイーンCも視野に入れていたようだが、予定通りO.マーフィー騎手でここへ参戦する。
「前走後はこのレースを目標に調整しましたが、週に2本きっちり時計を出して仕上がりはいいですね。初戦は抜け出してからソラを使ってしまいましたが、2戦目はその辺りが解消されていましたし、評価のできる勝ち方でした。中山コースも経験済みなので、期待したいです」と栗田調教師は勝ち負けを意識している。ここは軸にできるだろう。
「○」はアヌラーダブラ(牝3、美浦・萩原清厩舎)だ。
9月の中山でデビュー。前目の位置から抜けだし、34.0秒と最速の末脚で後続を1馬身半抑えて勝ち星を挙げた。続いて2歳1勝クラスの条件戦に出走。ここでは後方で控える競馬から33.3秒の末脚を繰り出して連勝を飾った。
「異なる競馬で強い勝ち方をしたようにセンスはあります。前走後はここを目標に仕上げましたが、いい状態で迎えることができます。テン乗りになりますが、癖のない馬で特に問題はありませんし、ルメール騎手なので注文もありません。重賞ですが、牝馬同士ならチャンスですね」と萩原調教師は力強く語っている。人気になるだろうが、ここは外せない。
「▲」は1勝馬だが、情報の質でポレンティア(牝3、美浦・田中博康厩舎)を挙げる。
8月の札幌でデビュー。相手関係に恵まれた感はあるものの、テン良し中良し終い良しと優等生の競馬で新馬勝ち。後続を3馬身離す完勝だった。
久しぶりの競馬となるが、「池添騎手も『注文をつけるところがない』と絶賛してくれました。ハーツ産駒でトモに緩さはありますが、新馬の頃より良化して左右のバランスが整ってきました。センスの塊でトリッキーな中山マイルもOK。今後を考えても賞金を加算したいところですね」と陣営の言葉には力が入っていた。1勝馬とは言え、侮れない1頭だ。