JRA日経新春杯(G2)武豊レッドジェニアル「切り」! 関係者の有力情報から得た至極の「1点」で勝負‼
19日(日)に京都競馬場にて伝統の一戦、日経新春杯(G2)が開催される。
古馬王道路線を目指す馬たちが集結した見ごたえある一戦になりそうだが、今回は関係者からの有力情報を元に、このレースを予想する。
「◎」はアフリカンゴールド(セ5、栗東・西園正都厩舎)だ。
昨年は同じ日経新春杯から始動するも15着と惨敗。続く御堂筋S(1600万下)も4着までとなった。烏丸S(1600万下)で2着に好走するも勝ちきれず、気性難を克服するために陣営は去勢することを決断。
去勢後初戦は4着と一息の競馬だったが、六社S(3勝クラス)では3番手からの競馬で押し切って勝ち星を挙げる。オープン入りして初重賞となったアルゼンチン共和国杯(G2)では1番人気に推されるが、3着に終わる。
リベンジを狙うこのレースだが、稽古では3週に渡って長めから速い時計をマーク。陣営の意気込みは相当。「今年は何とか大きいところを目指したいので、そのためには賞金加算が至上命題。去勢の効果で段々と落ち着きが出てきたことで強い追い切りを消化できるようになりました。あとは折り合いですね。少し噛むところがあって、それが勝ち切れない部分に繋がっているので」とのこと。2走前に勝利へ導いた福永騎手で重賞初Vなるか。
「〇」 はモズベッロ(牡4、栗東・森田直行厩舎)を指名。
昨年1月の中京でデビュー。4着に終わるが、3週後の未勝利戦で勝ち上がる。若葉S(OP)と京都新聞杯(G2)が案外な成績に終わり、クラシックには間に合わなかった。だが、白百合S(OP)と出石特別(1勝クラス)で続けて2着し、自己条件戦で2勝目をマーク。セントライト記念(G2)で菊花賞への切符を狙うが惨敗してしまう。
だが、再び自己条件に戻り、高尾特別(2勝クラス)で3勝目を挙げて、前走グレイトフルS(3勝クラス)では0.1秒差の4着と健闘した。
得意の京都でハンデ52キ口。一発の魅力は十分にある。陣営は「前走は勝っていたレース。完全な前残りを出遅れてしまい、直線も狭いところを割るの時間がかかってしまった。最後の脚は際立っていたし、もったいない。ただ、考え方を変えれば負けたらこそ52キ口なわけで今回決めてもらえば納得。抜けた馬もいないので楽しみ」と色気たっぷり。データ的にも好相性の4歳だけに侮れない。
1番人気が予想されるレッドジェニアルや、軽ハンデでにわかに注目が集まるメロディーレーン、実績十分のタイセイトレイル、サトノガーネットなど有力馬たちもいるが、現場情報が今一つ冴えない。情報重視で、敢えて全馬を「切り」とした。
6番モズベッロ、13番アフリカンゴールドの馬連1点勝負としたい。モズベッロに人気がないので、好配当が見込める。