JRA ・AJCC(G2)「関係者情報」ブラストワンピース軸も見逃せない「爆穴の使者」発見!
26日(日)に中山競馬場にて、古馬中距離戦線の幕開けとなるAJCC(G2)が開催される。
今年の古馬重賞戦線を占う上で重要な一戦、メンバーもそろって見応えのあるレースになりそうだ。
ここでは関係者から出てきた極秘の有力情報から、このレースを予想していきたい。
「◎」はブラストワンピース(牡5、美浦・大竹正博厩舎)だ。
言わずと知れた18年の有馬記念馬。昨年は大阪杯(G1)から始動。続く格下の目黒記念(G2)と連続して凡走し評価を下げた。だが、札幌記念(G2)ではG1馬3頭をまとめて負かし、勝利を飾った。ここをステップに凱旋門賞(仏G1)に乗り込んだが、11着と海外の厚い壁に跳ね返される。
今回はこの凱旋門賞以来の出走となるが、「前走は日本の馬場とは様子が違った。慣れない環境での調整。年明けに帰厩させましたが、今週は少し抱える感じで追いました。休み明けなので元気一杯です。前走は競馬に参加できない結果。原因は色々と探りましたし、能力が足りなかったとは考えていない」と大竹調教師はきっちり分析をして巻き返す構えだ。
メンバー中唯一のG1馬。ここで負けているようでは、G1はおろか重賞戦線すら怪しくなってくる。
「○」はスティッフェリオ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)を指名する。
昨年は小倉大賞典(G3)から始動。一昨年末の福島記念(G3)に続いて重賞連勝を飾った。大阪杯、宝塚記念(G1)、天皇賞・秋(G1)、有馬記念(G1)と4戦G1を戦ったものの、いずれも凡走。しかし、秋初戦となったオールカマー(G2)ではAJCCと同コースをまんまと逃げ切り、勝利を収めた。
G1の壁には跳ね返されたが、G2なら見直しが必要。「有馬記念は地力で見劣った。展開も厳しかったね。デキは高いレベルで安定。ここは単騎逃げが濃厚で、オールカマーの再現を狙う」と陣営は語る。中山記念(G2)やAJCCなど中山の非根幹距離レースはリピーターが活躍するレース。データ的にも怖い存在だ。