JRA ・AJCC(G2)「関係者情報」ブラストワンピース軸も見逃せない「爆穴の使者」発見!
「▲」はミッキースワロー(牡6、美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。
昨年は新潟大賞典(G3)から始動。後方から怒濤の追い込みをするも2着。続くエプソムC(G3)では10着と大敗するが、七夕賞(G3)では見事に巻き返して勝利。秋もオールカマー2着、福島記念3着と、堅実な走りを見せてきた。
「最終追い切りの感触は良かった。2週前の追い切りで乗った横山典騎手も『弾みがいい』と話していましたし、馬がしっかりとしてきた。レース間隔が開いても、中山コースは走り慣れているのでここでも楽しみ」と菊沢調教師はデキの良さに太鼓判を押している。
「△」はラストドラフト(牡4、美浦・戸田博文厩舎)とする。
昨年は始動戦の京成杯(G3)を快勝。だが、弥生賞(G2)、皐月賞(G1)を凡走する。休養を挟んで、秋はオクトーバーS(OP)を使うが、ここでも8着と敗退。間隔を開けて出走した中日新聞杯(G3)ではタイム差なしの2着と好走した。
前走で浮上の兆しを掴んだが、中間は更に上昇気配。「皐月賞の頃は深管を傷めていた。オクトーバーSにしても、他馬に進路を塞がれて消化不良……前走が本来の姿です。ここにきて芯が入ってきたことで回復が早くなったし、稽古に2週続けて乗ったマーフィーの感触も上々。相手強化も今の充実ぶりなら」と陣営は色気十分で、ここは見逃せないだろう。
「☆」はウラヌスチャーム(牝5、美浦・斉藤誠厩舎)を指名。
昨年は迎春S(1600万下)を快勝してオープン入り。愛知杯(G3)、中山牝馬S(G3)、クイーンS(G3)と牝馬重賞を連続して使われ、4着、2着、4着と好走。続いて京都大賞典(G2)に出走するも7着と凡走。エリザベス女王杯(G1)でも追い込み届かず大敗しているが……。
「放牧から帰厩後も順調。以前に比べると、しっかりとした体つきになってきた。前走は外々を回る形になりきつかったですね。中山コース自体は合っていると思いますし、距離ももつはず。時計が速い馬場より重い馬場の方がこなせると思いますよ」と斉藤調教師はこの相手関係でも前向きに語っている。AJCCの舞台となる中山2200mは2戦して1勝2着1回と相性抜群だ。
馬券だが11番ブラストワンピースを軸に、1番ウラヌスチャーム、2番ラストドラフト、3番ミッキースワロー、5番スティッフェリオへ流す3連複6点で勝負したい。
上位人気馬に現場の声も評価が高く、買い目も手堅い感じになってしまったが、ウラヌスチャームの一発があれば好配当も望める。