JRA「モーリー・ロバートソン」が激走サイン!? 東京新聞杯(G3)「超穴馬」クルーガーから目を離すな!
9日(日)東京競馬場で開催される東京新聞杯(G3)で激アツのサインが出ている。サインの対象馬・クルーガー(牡8歳、栗東・高野友和厩舎)に注目だ。
クルーガーは16年のマイラーズC(G2)を制した。その後1年の休養を挟み、17年のマイラーズC(G2)で復帰するも、10着に敗れる。それ以来、勝ち星から遠ざかっているが、17年の富士S(G3)3着、18年の京都金杯(G3)2着とマイル重賞で惜しいレースがあった。
そして昨年はオーストラリア・ランドウィック競馬場で開催されたクイーンエリザベスS(G1)に出走した。今年はダノンプレミアムが出走表明している注目を集めるオーストラリアG1だ。
クルーガーはその大一番で2着に食い込む大健闘。負けた相手は同レースで引退を表明していたウィンクスだ。通算33連勝、うちG1・25連勝という大偉業を成し遂げた化け物を相手に2着と食い下がったことは評価に値する。
その後、札幌記念(G2)を挟み、秋もオーストラリアでコックスプレート(G1)、マッキノンS(G1)と出走した。今回の東京新聞杯が帰国初戦となる。
海外帰りと聞くと不安になるが、心配する必要はない。昨年の有馬記念(G1)はリスグラシューがオーストラリアからの帰国初戦で制している。これにはノーザンファームの外厩の存在が大きい。クルーガーも同じくノーザンファーム生産馬のため、大いに恩恵が受けられる。
しかし、クルーガーが4年近く勝利から遠ざかっていることは不安に感じるだろう。
またクルーガーの今回の鞍上はS.フォーリー騎手。1月から短期免許で来日中だが、ここまで3勝といまひとつの成績だ。先週のシルクロードSでも1番人気レッドアンシェルに騎乗したが、最下位の18着に沈んでいる。このようにジョッキーの不調も不安要素でもある。
だが、上記の不安要素は「人気の押し下げに働いている」と、むしろ歓迎したい。なぜなら、今回の東京新聞杯では激アツのサインが出ているからだ。
東京新聞杯は「東京新聞」を冠とした競走。東京新聞の現在のCMキャラクターは「モーリー・ロバートソン」氏が務めている。同氏は東京大学とハーバード大学に現役合格した秀才。ハーバード大学を卒業し、現在は情報番組のコメンテーターからバラエティ番組と幅広く活躍する著名人だ。
「モーリー」と「フォーリー」語感の響きだけですらサインに思えるが、ほかにも要素はある。「モーリー」氏がハーバード大学を卒業した1988年に、「フォーリー」騎手が生まれている。
さらにクルーガーの馬名の由来はドイツ語で「賢者」。まさにモーリー氏のことを指しているのではないだろうか。ただならぬ因果を感じざるを得ないサインだ。
東京新聞杯は「モーリー」サインで勝負して、スッキリしてみてはいかがだろうか。 「信じるか信じないかは……」であるが。