JRAデムーロ「プライベートトラブル?」京都好きが関東居住に……美浦拠点だけじゃなさそうな印象も

 今年から美浦に拠点を置いたM.デムーロ騎手。今年はまだ7勝ながら、三浦皇成騎手の代打で騎乗したトリオンフで中山金杯(G3)を勝つなど、勝負強さを徐々に取り戻しつつあるようだ。

 そのデムーロ騎手が慣れ親しんだ関西から離れ、関東に居を構えたことを「netkeiba.com」で連載されている「M.デムーロ世界一になる」で明かしている。

 デムーロ騎手は当初、友達の家を転々としていたが、調教がない日も関東にいるため、ついに自身で住居を借りたという。インタビュアーからの「トレセンの近くに?」という問いには、「違う、都内。(美浦トレセンのある)茨城は…ちょっと無理(苦笑)」と返し、美浦まで高速で1時間半ぐらいかかる場所に住んでいると話した。

「デムーロは日本食が好物。器用に箸を使って食事をとることもできます。またC.ルメール騎手など、外国の方たちが敬遠することも多い納豆も好んで食べるそう。フジテレビ系『馬好王国』では、あまりにも好きすぎるので『新幹線の中で食べてしまい、注意された』というエピソードも明かしていました。

美浦トレセンがある茨木県は納豆の本場である水戸市もあります。近くに住んでもおかしくないと思いましたけど、移動などの利便さを優先したのか、都内に住むことにしたみたいですね」(競馬誌ライター)

 新しい環境に身を投じたデムーロ騎手。だが、デムーロ騎手は無類の京都好きとして知られ、京都の魅力を伝えるテレビ番組にも出演していた。以前は「京都以外には住みたくない」とも公言していたのだが……。

「デムーロ騎手は京都に、海外から有名な建築士を呼び、屋上にプールも設置するなどした、豪華絢爛な豪邸を建てたといわれています。そのプールは、水を入れてすぐに漏れ出すなどのトラブルはあったものの、それほどのものを建てたデムーロ騎手の“京都愛”は本物だったはず。ところが、そこから離れたということは、それだけ大きなトラブルがあったということでしょう。

 デムーロ騎手は、荒すぎるラフプレーの連続で、栗東関係者たちからは距離を置かれていています。その荒れた理由が『プライベートで問題を抱えていて、そのフラストレーションが騎乗にも表れていた』なんてことを言う人もいました。もしかするとそれが遠因にあるのかもしれませんね」(競馬記者)

 過去のことは水に流し、デムーロ騎手は復活を果たせるか。

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