JRA「降着騒動」で川田将雅ブチギレ怒声!? 阪急杯ゴール直後「ユーイチ!!」無観客・競馬中継「生声」入り、ファン騒然……

 これには川田騎手も「4コーナーまではいいリズムで走ってくれましたが、ああいうこと(不利)があって……」とやり切れない様子。最後は「脚を使ってくれましたし、精いっぱい頑張ってくれたと思います」と馬を庇うのが精一杯だった。

 一方、北村友騎手も「他馬に迷惑をかけてしまい、申し訳ないです」と神妙な面持ちだったようだ。

 この結果、JRAは降着ルールに則り、不利がなければフィアーノロマーノがダイアトニックに先着していたと判断。最終的に2頭に半馬身差がついていたため「逆転できた」と判断するためには難解な決裁となったが長い審議の末、着順入れ替わりとなった。

 昨年、自己最多となるG1・3勝を含む重賞7勝を上げ、一流騎手の仲間入りを果たしていた北村友騎手。しかし、今年は騎乗停止などもあり2月15日まで勝ち星がないなど苦戦していた。

「(自身も)波に乗りたいです。乗って行かないといけない」

 先月、クロノジェネシスで京都記念(G2)を快勝して今年3勝目を上げた際、そう誓っていた北村友騎手。しかし、不調の波は変わらず、今週も3度の1番人気を含む、8度の3番人気以内騎乗のチャンスがありながらも未勝利……。やはり、焦りがあったか。

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