JRAグランアレグリアらマイルG1馬「全切り」! 荒れるG1・高松宮記念「強力現場情報」をもとに三連複「6点」で攻略!
29日、中京競馬場で高松宮記念(G1)が開催される。同レースは内枠有利な傾向だが、今年は渋った馬場でのレースが予想される。外差しが決まる可能性も捨てきれない、難解な一戦だ。
今回、「強力現場ネタ」から高松宮記念をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」は6番枠を引き当てたダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。
これまでに短距離重賞を4勝。メンバーが揃った今回のレースでも、主役の1頭に違いない。
前哨戦のオーシャンS(G3)は、勝ちパターンに持ち込んだナックビーナスを、力でねじ伏せる強い勝ち方だった。さらに昨年のスプリンターズS(G1)で敗れたタワーオブロンドンを3着に負かし、同じ中山の舞台でリベンジを果たす。ここまでの臨戦過程は申し分ない。
「中間は順調な調整で来ています。なにより、この馬は競馬が上手なので、崩れる心配はありません。不安は最近のレースでゲートの出がよくないことです。ゲートに入ると行儀の悪さを見せることもあるので、そこは鞍上に託します」(厩舎関係者)
リーディングトップの川田騎手が鞍上を務める。トップジョッキーの手綱さばきにも期待がかかる。昨年の高松宮記念は外枠に泣いただけに、内枠を引いた今年は勝ち負け必至だろう。
次に「〇」はクリノガウディー(牡4歳、栗東・藤沢則雄厩舎)だ。
今回のメンバーに入ると実績では劣るが、陣営からは勝負気配が漂っている。最終追い切りでは、栗東坂路コースで4ハロン50.6秒、ラスト12.1秒で自己ベストを記録。仕上がりは順調そうだ。
前走の阪急杯(G3)7着から、初の1200m戦でG1の大舞台に挑む。
「前走は前に壁を置けず掛かりっ放しで、最後までもたなかったです。しかし、前走内容から1200mも合いそうです。走法を見る限り、道悪もこなせるはずです。ほかの馬が道悪を苦にするようならチャンスがありそうですね」(厩舎スタッフ)
1勝馬の伏兵がG1で波乱を起こすかもしれない。